短編小説

短編小説

父と山本さん

【作品紹介】登場人物の山本さんは、北大卒。その同期入社(旧電々公社)に、東大卒の遠藤正介がいました。作家・遠藤周作の兄です。千代田丸事件の裁判が2人を分かってしまいました。法廷では、皮肉にも、その遠藤が先鋒として山本さんの前に立ちはだかるこ...
短編小説

賊軍なのか、官軍なのか

【作品紹介】この作品は事実に基づいた短編です。生前の父からの聞き書きです。ただ、僕が実際に見聞きしていないことも綴っています。その点を考えると「エッセイ」に分類することはできませんでした。僕の父は旧・日本電信電話公社に勤める公務員でした。準...
短編小説

唐変木な小父さん

【作品紹介】東京新聞で募集している300文字小説を意識しました。ダメンズな自分をモチーフとしています。
短編小説

妖怪

【作品紹介】短編小説「結界」をモチーフに話を膨らませました。病を得てからの僕の心象風景を綴っています。
短編小説

結界

【作品紹介】自宅生活を余儀なくされていましたが、僕が純文学を始めたことが契機となり、高校時代の仲間がグループで我家を訪問してくれるようになりました。その折りの僕の心象風景を綴った創作短編小説です。漫画家・水木しげるの世界観に触発されてこの作...
短編小説

北向きのアトリエで

【作品紹介】ある時期思った僕の理想の将来像を短編小説として綴りました。『旧・デッサン』ではエロ描写満載でしたが、『北向きのアトリエで』ではそれらをすべて排除しています。僕は50歳も過ぎて純文学を目指そうと真剣に考えました。そのためには、官能...